前回受診時には歯科技工士さんも交え、
上の前歯の仮歯について話し合ったのですが、
院長先生と私のふたりだけだったら話がこじれていたところを
歯科技工士さんが間に入ってくれたおかげで
話がスムーズに進みました。
そのときふと、第三者の存在ってありがたいなー、と思いました。
で、前回受診時のできごとをふり返ってみると、
①院長先生による治療のふり返り:
そう言えば、今までも納得して治療を進めてきたわけではなくて、
院長先生から
「歯列矯正でできることはもうありません」
「補綴でできることはもうありません」
と言われて、なかば急かされる感じで治療が進んだけど、
そのあとは必ず行きつ戻りつみたいな感じになっていったんだよなー、
ということを思い出しました。
それから、話し合いのとき、
この歯科技工士さんが私の仮歯をすべて作ったそうなので、
左下⑤番の歯がなぜこの形なのかとお尋ねしたら、
「長いですよねー」
というお返事が返ってきてびっくりしました。
そのとき私の中で、
「院長先生と歯科技工士さんとの意思の疎通はどうなっているんだろう」という
新たな疑問が生まれました。
②私の下のブリッジについて:
治療が終了するまで
やり直しについては「保留にする」と申し出ているのに、
院長先生が「平均よりも暗い色にした」とくり返しおっしゃるので、
私もつい「いろんな場所で見てみたけど、やっぱり白いですよ」と
言葉を返してしまう。
私は平均の歯の色の話をしているのではありません。
私の歯の色の話をしているんです。
以上のことから、院長先生と私とは
もはや感情を交えずに話ができなくなっているのかもしれません。
(院長先生の心の中は分かりませんが、少なくとも私はそうです)
というわけで、
今後も下の歯のやり直しについて話がこじれるようなら、
第三者に間に入ってもらうのもありかな、と思いました。
で、ちょっと調べてみたんですが、
ADR (Alternative Dispute Resolution: 裁判外紛争解決手続) という制度があるらしいです。
要はもめている二者間に、事情に詳しい第三者がはいってくれて、
(たとえば歯科なら歯科にくわしいかたが担当してくださる)
解決策や妥協点について話し合う制度のようです。
国民生活センターのホームページの中に、
「暮らしの判例」というPDF があるのですが、
(こちらは裁判まで行ったケースのようですが)
これを読むと、私のケースも「説明義務違反」として
扱っていただけるのではないかと思います。↓
「暮らしの判例」
https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202110_14.pdf
院長先生と歯の色でもめた当初は
「ああ困ったなー」
と思っていたのですが、
よく考えたらむしろちょうどいい機会なので、
いっそのこと院長先生と今までのカルテを参照しながら、
治療について逐一ふり返ってもいいかなー、
くらいの気持ちになってきました。
というのも、
歯の治療が終わっても5年保証があるので、
私はこの歯医者さんに通い続けなければなりません。
それに、院長先生にしても、
あと5年間私の歯を見続けなければならないわけです。
だったらお互い少しでも多くスッキリして
わだかまりをなくしていったほうがいいのではないかと思いました。
なんせ私、今はひまですからねー(笑)。
このくらいのことはやってもいいというか、
いやむしろやってもらえたら
今までの疑問が解消してありがたいと思います。
それにしても、この院長先生は
私から何も言っていないのに
今までの治療をふり返ったりして、
なぜ私が疑問を抱いていたことを思い出すようなことをしてくるのでしょう(笑)。
自らドツボにはまるようなことをしているのではないかと思うのは
私だけでしょうか?(笑)
でも、もしかしたらこれが
私に「正面からぶつかっていけ」という
歯の神様のおぼしめしなのかも知れません(笑)。
こちらからは
下の歯のやり直しについては
治療終了まで保留にすることでいくらか譲歩もしたつもりだったのに、
その気持ちも院長先生には届いていなかったようで非常に残念ですが、
こういうこと、前にもありました。
そういった意味でも
第三者に入ってもらうのは正しい方法なのかもしれません。
以下、備忘録としてリンクを張っていますが、
歯科トラブルを抱えているかたには何かの参考になるかもしれません。
よろしければご覧ください。