進捗日記

うまくいくかどうかは関係ない。何事も経験だ。好きな言葉は「ダメもと」です。

😁092_2024年3月下旬【補綴日記〈最終章〉今日入ったのは本歯でした(笑)(長文です)。】

 

 

【今までの流れ】

・2021年1月から歯列矯正(1年間)

・2022年3月から補綴(ほてつ)治療(1年12か月め)

(2月はこちらから申し出て、

ほかの歯医者さんで診てもらったりしていたので

カウントしないことにしました)

 

都内にある総合歯科で、かみ合わせに特化した、

スーパーデンティスト(総合歯科医師)に診ていただいています。

 

"歯科治療の最終ゴールは「良いかみ合わせ」をつくること"

 

この記事のタイトルを書いて分かったことですが、

私、この歯医者さんにもう92回も通ってるんですねー。

根気強いのも考えものかもしれません(笑)。

そしてこの歯医者さんでは

一回通うごとに

3,300円から5,500円の費用がかかります。

というわけで、今年も確定申告で医療費控除をすることになりました。

(するのは世帯主である夫なのですが、

毎年面倒をかけて申し訳なく思っています)

一年通うだけで10万円を超える費用がかかる歯医者さん。

もちろん治療費(数百万円)は別にお支払いしています。

 

私はこの歯医者さんの口コミを時おりググっているのですが、

また新たな書き込みがあり、

私と同じことを感じているかたが

またひとり増えたんだなぁ、と思いました。

 

先月、いろんな歯医者さんで診てもらって思ったことですが、

私の場合、ここまで治療が進んでしまうと

ほかの歯医者さんに途中から引き受けていただくのは

なかなか難しい状況であるということ。

それから、

結局今の私が信じられる歯医者さんはいないということ。

それなら今の歯医者さんにやっていただくよりしょうがないかな、と思いました。

決して今の歯医者さんを信頼しているとか、

そういうことではありません。

消去法でそうなったということです。

 

私が通った歯医者さんは

かみ合わせのスペシャリストを自認なさっていて、

お書きになった本も読ませていただきました。

だからこそ、

私はこの先生にお任せしようという気持ちになったわけですが、

実際に治療を受けて、

「え? これがかみ合わせのスペシャリストの治療なの?」

と思うことも少なくありませんでした。

でも、ほかの歯医者さんより高額の治療費を提示してくる時点で、

この歯医者さんはご自分の治療内容に

自信を持っているかたなんだろうな、と思っていました。

 

でも実際に通って思ったのは、

治療内容がなんだかいつも行き当たりばったりに思えることと、

こちらからいくら訴えかけても取り合ってくれないことへの失望です。

語弊を恐れず言うならば、

この歯医者さんは

私にとっての「スーパーデンティスト」ではなかったということです。

 

自分の治療に矜持を持っているかたなら、

こんな冗長な治療内容にご自身が納得できるはずもなく、

私にとってはそれがいちばん残念に思うところでもあります。

 

たとえば宮大工のかたであれば、

ご自分が天寿を全うしたあとのことにも気を配り、

矜持をもって仕事をするのだと思います。

 

というわけで、午後受診。

(前置きが長いですね(笑)。

でも、私としてはお伝えしたいことなので)

 

先生が今日入る予定の歯(下の両側のブリッジ)を持ってきました。

実は今日、右下⑤番の歯が知覚過敏みたいになっていたのですが、

聞かれなかったこともあり、言いそびれてしまいました。

でも、もういいです(笑)。

 

先生が持ってきた歯が

仮歯なのか本歯なのか分からなかったので、

「これは仮歯ですか?」

とお伺いしたら

「本歯です」

とおっしゃいました。

今日初めて知ったけど、

もういいです(笑)。

 

前回と同じく、下の歯に麻酔をしてからけずり、

(何のためにけずっているのか分かりませんでしたが、

もういいです)(笑)

下の本歯(両側)を調整していきました。

下の歯は本歯なので、

かみ合わせは上の仮歯をけずって調整するとのことでした。

 

で、接着したのですが、

「ハード」とおっしゃっていたので

たぶん仮付けなのではないかと思います。

その辺も一切説明もありませんでしたけど、

もういいです(笑)。

 

最後に先生が

「歯周ポケットのお掃除をして写真を撮ります」

とおっしゃって、消えていきましたが、

歯科衛生士さんに伝わってなかったのか、

それはやりませんでした。

でも、もういいです(笑)。

 

咬合紙を噛んでかみ合わせの調整をしたのですが、

最後に写真をとるとき、

どこで噛んでいいのか分からなかったけど、

もういいです(笑)。

 

本歯をつくる前に

色の相談とかもなかったし、

どういう素材で作られているのかも分からないのですが、

もういいです(笑)。

 

家に帰って鏡で見てみたら

となりの歯より白いなー、と思ったけど、

もういいです(笑)。

 

とにかく終わってくれれば

それでいい。

 

だいたい患者の側がどんなに気をつけていたって、

いざ治療が始まってしまえば、

何をされているのかこっちからは見えないし、

説明されたところでよく分からないので

「ああそうですか」って言うしかないんです。

 

私がいちばん腹立たしいのは、この歯医者さんは

一般的な相場より2割から5割高めに料金を設定しているところです。

ふつうの歯医者さんだったら

私もこんなに憤らなかったかもしれません。

 

「ほかより高い料金を取るなら、

もっとちゃんとした仕事をしろよ‼」

と言いたいところですが、

もういいです(笑)。

 

とにかく最後までやってくれれば

それでいい。

 

ふつうなら、

めでたく本歯が入ったということで

うれしいんでしょうが、

なんだか全然うれしくないんです。

 

最近思うのは、

歯医者さんって、

人間のいちばんいやな部分を体現されていて、

都合の悪いことがあれば、

要領よく逃げるようなかたなのではないかと思う今日このごろです(笑)。