引っ越し前から後にかけて
しばらく手帳と日記の断捨離をしていました。
やりかたは簡単。
手帳のほうは個人情報をほとんど書いていないので、
カバーのあるものははずし、
本体もパラパラめくってみて
まずそうなページがあれば(笑)
破ってごみ箱へ。
そして本体もごみ箱へ。
日記も個人情報はほとんど書いていないのですが、
こちらは3ページぐらいずつ
ちぎってはびりびり破り、
ちぎっては破りをくりかえし、
過去5年分を除いてすべて処分してしまいました。
（何しろ収納の少ない家に住んでいるので、
ストックするスペースがないのです）
最初のうちはけっこう勇気がいったのですが、
慣れてくると破くのが快感になってきました（笑）。
一生懸命書いたものも
こうして捨ててしまうんだなぁと思ったら、
今まで一字間違えてくよくよしていたみたいなささいなことが
どうでもよくなってきました（笑）。
いつかは消えてしまうのです、
手帳も、日記も、そして私自身も。
やけになって言っているわけではなくて、
諸行無常というか、万物は流転するというか、
それが世の定めなんだなぁということが
この年になって腑に落ちてきたような気がしています。
いつかは捨てると分かっているけど、書く。
その行為の中に、
ある種の諦観というか、
潔さのようなものが
生まれるような気がします。
年を重ねるごとに、
持ち物は減らして
身軽になりたいというのが今の考えです。
今使っているのはこの2本立て。
映り込んでいるのはブック型のふせんです(笑)。
