進捗日記

うまくいくかどうかは関係ない。何事も経験だ。好きな言葉は「ダメもと」です。

🌏ヨーロッパ旅日記⑥−奇跡のメダイ教会→ルーブル美術館→パッサージュジュフロア→オペラ・ガルニエ

6日目。

今回の旅も佳境に入り、疲れもそれなりに溜まってきたが、昨日10キロ歩いたことをはじめ、ヨーロッパで6日過ごしてもまだ余力があるということが自信になった。何事も経験してみないと分かりませんね。

 

最終日の今日は雨。夫が「雨の日のパリもまた乙なもの」というのを聞いて、カッコつけすぎでは? と思ったが(笑)、実際移動してみて、そのとおりかも知れないと思った。私はいつもこんなふう。

 

明日帰りの飛行機に乗るので、体調を崩さないよう、今日はあまり食べすぎないよう心がけた。今朝のウェイターは昨日に増してイケメンで(笑)、おまけに愛想もよかったが、昨日のチーフがいないのは残念だった。

 

小さい冷蔵庫にヨーグルトがぎっしり詰まっていて、昨日と今日とで、種類の違うのを食べたのだが、どちらも基本ノンシュガーで、口当たりがまったりしている。それにボンヌママンのはちみつをかけて食べた。至福のひととき。

 


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床に電球が仕込んであって、ピカピカ光るのです。おしゃれでしょう?

 

 

今日は雨なので午前中はけっこうのんびり。急がず自然体で支度してから出かけた。最初に行ったところは「奇跡のメダイ教会」。奇跡のメダイというのは、これを身に着けていると窮地のときに奇跡が起こると言われているもので、このメダイを手に入れたかったのです。いざ行ってみると、信者の人たちが椅子に腰かけていて、おいそれと写真を撮れない雰囲気だったので遠慮して(実際にはフラッシュをたかなければ撮影は可能だそう)、入口にいた警備員の人に売店の場所を聞き、奇跡のメダイと絵はがきを買った。また自分の知らない世界を知ることができた。行ってよかったと思った。

 


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そのあと近くのデパートを何件かはしご。こちらのデパートでは、たいてい入口にスーツ姿の警備員がいて、ランダムに手荷物検査が行われる。でもその他はいたってふつう。年末だし、パリは週末などにデモもあったりするから、そうせざるを得ないのかも知れない。

 

で、今日もずんずん歩いてルーブル美術館へ。なるほどうわさ通り広くて、予約していても人がいっぱい並んでいるというのは本当だった。それを見た時点で入るという選択肢はなくなった(笑)。入りたくないと言えば嘘になるけど、並ぶほうがもっといやだし、あの広い中を見て回ると考えただけで気が遠くなる。

 

お腹もすいたし疲れたので、休憩がてら近くの中華料理店に入る。鶏肉入りの麺を注文したが、これが今世紀最大のひどさ(笑)。大量のスープの下に麺と鶏肉が沈んでいて、かき混ぜないとよく見えないし、量も少ない。もう運ばれてしまったので、仕方なく食べていたが、私たちのあとに入ってきたお客さんはオーダー前に出ていった(笑)。正解です。

 

というわけで、次の目的地、パッサージュジュフロアに向かう。小規模な商店街のアーケードという感じで、私たちにとっては大きなデパートよりもこっちのほうが面白い。やや薄暗いなかを、幼稚園くらいの子たちが先生に引率されながら歩いていて、そのミスマッチも楽しかった。

 


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雨の中、タクシーを探しては歩き、探しては歩きをくり返して、今日もけっこう歩いたと思う。パリのタクシードライバーは運転が荒いという噂があるが、私たちが乗った限りでは、最初の人を除き(笑)、みなさん紳士的でおだやかな運転でした。何事も人によるのかも知れません。

 

最後にオペラ・ガルニエを外から眺め(上演時間以外は中に入れると聞いていたのだが、改装中なので入れず。残念でした)、またトイレをお借りしがてらカフェでお茶を飲んで、タクシー乗車後にMonoprix に寄って帰宅。

 

ホテルのレストランにスナックが置いてあり、宿泊客は無料でもらえるというので、ポテトチップスの小袋と、小さなスイーツを2、3個もらって部屋に戻る。ほどほどで済ませたかった私たちにとって、ちょうどいい量だった(レストランにはその他にもおいしそうなチーズケーキやチョコレートケーキなどがあったのだが、すでにMonoprix で買ったものがあったため、泣く泣く我慢。めっちゃおいしそうだったけど、もう食べきれない)。