まずはざっくり、かみ合わせの概観について。
やりかたとしては、
本の中で私が「ここポイントだな」と思うところをぬき出して、
自分の症状と照らし合わせるという形をとりたいと思います。
(1)かみ合わせが悪いと、口の中に偏った力がかかる
→歯にひびが入ったり、虫歯になったり歯が割れてしまうこともある
私の場合、今は左で噛むと、
下の奥歯に圧痛が起こるようになりました。
今は調整中なので
かみ合わせがよいとは言えず、
この段階で本歯を入れるのは望ましくないということになりますね。
(2)かみ合わせを治せば、一部の歯への負担が減る
→歯を長く残せるようになる
これはありがたいですね。
私の場合、残っている歯が少ないので
特にそう思います。
(3)本来の矯正:見た目だけでなく、歯列を整え、しっかり噛めるようになる
私の場合、見た目的にはきれいな歯列になり、
この点では先生に大変感謝しています。
今回歯列矯正をお願いした目的は、
①歯列を整えること
②顎関節症を治したい
のふたつで、
どちらかといえば②がメインでした。
となると、目的の半分は達成したことになりますね。
あとは残り半分です。
(4)あごの関節にとって快適な場所は?
私の場合、今は右の③④あたりで噛むのが楽というか、
今はそこでしか噛めない状態です(調整中なので)。
(5)森を見ること。
「かみ合わせ」の機能に問題がないかどうかを把握し、
必要な治療を施せば、時間もお金も不安な気持ちも最低限で済み、
大事な歯を残すことができる。
まさにおっしゃる通りで、
私がこの歯医者さんに診てもらいたいと思ったのも、
この文章に感銘を受けてのことでした。
つづきます。